高澤酒造

高澤酒造

たかざわしゅぞうじょう

『初嵐・有磯 曙』『はつあらし・ありいそ あけぼの』

富山県氷見市北大町【蔵元杜氏:高澤龍一】

「氷見」・・・ 県内にこの街ほど、魅力のあるポテンシャルを持った街があるでしょうか。

海の幸、里の幸、山の幸…世のグルメを唸らせる豊富な食材で名を馳せる街に、『初嵐・有磯 曙』醸造元の高澤酒造場はあります。

蔵は、魚の美味しい漁師街、氷見市において明治初期の創業。日本海から昇る気高い日の出の勢いをイメージして「曙」と命名され、1993年4月、64代横綱曙関の横綱昇進パーティーにも用いられ一躍有名になりました。

新鮮な魚の漁業が盛んな街・氷見の酒らしく、全体的にさっぱりとシャープな印象がどのお酒にも感じます。キレのある口当たりが特徴で酸味も大事にしていますので、白身のお刺身には抜群にこの酒蔵の酒が良く似合います。

氷見が誇るブランド「寒ブリ」には、なかやすがブランディングした限定流通品の「初嵐」を大きめのぐい飲みで楽しむのもオススメです。

蔵を案内していただくのは、蔵元杜氏の高澤龍一さん。富山の日本酒業界を背負っていく一人として、期待されている男です。造りを重ねるごとに、顔つきが凛々しく、堂々とした雰囲気を感じさせるようになってきました!

そんな龍一蔵元が目指す酒は、ズバリ!・・・“魚に合うお酒”。

もちろん、その土地柄、魚は切っても切り離せない食材の一つ。後味のキレの良さを生かし、魚料理に合う食中酒として、目立ちすぎず、隠れすぎず、でも最後には「やっぱり曙で良かったね♪」と言われるお酒になりたいと、控えめな語り口で話してくれました。

「もちろん!自分が飲みたい酒じゃないと、造りたくないっ!!ということが大前提ですけどね・笑」

自分のしっかりとした意見を持ちながらも、周りの意見や忠告に耳を傾け、それを自分の造りに生かす姿に、まだまだ若いながらも懐の深さを感じさせる龍一蔵元。

本当に本当にこれからが楽しみな逸材です。これからの活躍に皆様も注目です。