吉乃友酒造

よしのともしゅぞう

『よしのとも』

富山県富山市婦中町【蔵元:吉田憲司 杜氏:廣島達彦】

日本の屋根、北アルプスの峰々を一望する富山平野のほぼ真ん中に位置する婦中町下井沢地区。この地は、北アルプスの万年雪を源にした伏流水が豊富に湧出する一大水源地となっています。水質はやや軟水、吉乃友の優しい純米酒造りにはもってこいの水です。

吉の友酒造は一貫して「純米酒」にこだわり続けています。純米酒は第一印象は無骨に感じますが、飲むにつれてその良さがジワッと出て来ます。

吉乃友酒造の酒造りを取り仕切る、廣島杜氏は、愛知県出身。前杜氏の元で同じ吉乃友で蔵人として働いておられました。「純米100%仕込みでお酒を造っています。」吉乃友の杜氏としてしっかりと個性が出てきておられます。それでも、初心を忘れず、常に試行錯誤を繰り返しながら今年もいろいろとチャレンジされています。直近では「后-kisaki-」シリーズをリリースし、720mlで50,000円の商品も完成しました。これからのさらなる活躍が益々楽しみです。