南部酒造

なんぶしゅぞうじょう

『花垣』『はながき』

福井県大野市【蔵元:南部隆保】

福井県酒造組合長・南部隆保社長率いる南部酒造「花垣」は山間の米どころ、酒米の生産量は全国トップクラスを誇る福井県大野市にあります。

花垣で使う酒米は、山田錦、五百万石、亀の尾・など。黒谷地区の酒米は全て花垣専用酒米というほど、地元米へのこだわりがスゴイのです。

この地区は、朝日は当たるが西日は当たりにくい。その地形が米の栽培に適していて、寒暖差が大きく酒米にとって好条件を備えている。

常山酒造

とこやましゅぞう

『常山』『じょうざん』

福井県福井市御幸【蔵元:常山由紀子】

福井県の酒蔵の中で最も福井駅から近くにある酒蔵です。米どころ水どころとして知られ、福井県は30以上の酒蔵が存在します。蔵元の常山社長曰く、『気が付くと常山の酒がそこにあったと言うような、自然に皆様に愛される酒でありたいと願っています。』

酒造りの目標は、『飲み飽きしないキレの良い酒を造り、常山酒造を日本一の酒屋にする事』とのこと。『音楽や美術のように人の心を豊かにし、楽しいときに選ばれるお酒であり、一日の疲れを癒すホッとするお酒でありたい。』そんなお酒に間違いなく一歩一歩近づいていることが、常山社長や杜氏のお話を聞いて実感できました。

この常山はキレのある辛口を得意としています。特におすすめは「超辛純米」と「とびっきり辛口」です。本当にキレのある辛口が飲みたい。という日本酒ファンの思いをしっかりと体現した日本酒。ですが、ただ辛いだけではなく、飲み口の最後にはふわっと米の旨味を少し感じさせてくれるのが、絶妙です。

辛口がお好きな方はぜひ賞味ください。